ご挨拶
当社は昭和61年、親会社である株式会社マルゼンの製造子会社として設立し、マルゼングループの一員として、企業理念「お客様第一主義」をモットーに、業務用総合厨房機器メーカー”マルゼン”を支える製造担当部門として、着実に歩みを重ねてまいりました。そもそも「食」は、世界の人々の永遠のテーマであり、多様に変化を続ける食文化に対し、わたしたちは「厨房機器」という面から、その発展に寄与してまいりました。いまや食は、生活の24時間化や個食化など、人々のライフスタイルの変化に伴い、大きな変革のときを迎えており、それに伴って厨房機器も、誰にでも美味しく調理できることはもちろん、一方ではランニングコストや安全性が重要視されております。
マルゼン工業といたしましては、お客様である外食・中食産業の皆さまのご要望を十分にお聞きし、厨房機器の品質はもちろん、安全性や価格面、また短納期などを実現するために、最新鋭の自動化生産設備の導入によって多品種少量生産体制の充実に努めております。同時にお客様専用とする特注製品の生産にも積極的に取り組んでおり、お客様のご要望を”かたち”にする努力を積み重ねております。
時代は21世紀を迎え、食の世界は多様に変化を続けながら拡がりを見せていきます。マルゼン工業はこれからも、マルゼングループにおける製造部門として、高い技術力を柱に、高品質と低コスト、そして短納期まで、お客様のさまざまなご要望にお応えできるよう、生産体制の充実に努めてまいります。
代表取締役社長
渡辺 恵一
取締役副社長
渡辺 雄大
取締役製造本部長
弥永 俊弘
九州工場工場長
松尾 龍司
東北工場工場長
高森 正義
首都圏工場工場長
中島 隆二
お客様が必要とする厨房システムをトータルに、しかも高品質・高精度な製品をより安く、短納期でお届けするために・・・マルゼン工業の答えは、多品種少量生産体制の充実です。
高品質な製品を、より安く、短納期でお届けするために。
マルゼン製品は、熱機器から洗浄・消毒機器、作業機器まで業界トップクラスの豊富な製品ラインアップを誇っています。それでも多品種少量生産体制にこだわるのは、すべては企業理念「お客様第一主義」に基づいているからです。そのため、NC機器など最新鋭の自動化生産設備を導入してスピーディな生産ラインを実現、製品の品質・精度を高めると同時に生産性が高まり、コストダウンにつながっています。一方では工作機械やプレス機械の導入により内製化がいっそう促進され、これらのコストダウンによってお客様への低価格提供を可能にしています。
生産製品につきましては、株式会社マルゼンの製品情報をご覧下さい。
効率化だけを追い求めるばかりに画一的な製品だけを提供するのではなく、お客様の個性にあわせた最適な1台をも提供できる。それが現代の多様化、複雑化したニーズに適応する「お客様に役立つ」メーカーといえ、企業理念「お客様第一主義」がここにも表れています。
そこにあるのは卓越した技術力と豊かな感性。
マルゼン工業では、マルゼンオリジナル規格製品の多品種少量生産と並行して、お客様がご要望する、お客様に最適な特注製品をお届けできる柔軟性のある生産体制を実現しています。まずマルゼン工業の開発設計担当者が、販売部門であるマルゼンの営業マンと同行してご要望をお伺いし、最新のCADシステムを駆使してスピーディに設計。試作と試験を繰り返し、また使い勝手のほかランニングコストや安全性といった面も十分に検証しながら、お客様だけの1台をつくりあげていきます。それらはマルゼン研究開発部の技術力をベースに、マルゼン工業として長年に渡り培われてきた最高の技術力、そして厨房機器に対する豊かな感性の成せる業といえます。
マルゼン工業の高い技術力は、継続的に行ってきた人材育成の結果でもあります。設計、製造、組立、溶接、研磨のセクション毎に、個人の年齢や経験にあわせた技能講習を実施しているほか、各工場間やマルゼン研究開発部との技術交流やグループ単位での品質ミーティングを通じて技術力の向上を図っています。特により高度な技術力を必要とする溶接・研磨部門においては、技能検定を実施。これらが規格オリジナル製品の品質・精度の向上に繋がり、お客様が安心してご使用いただける製品の供給を実現、一方ではお客様のご要望する特注製品の生産体制の強化にも効果が表れています。
積極的な内製化への取り組みで技術力を蓄積。
マルゼンのオリジナル規格製品は、業界トップクラスのラインアップを誇っています。これらの内製化を積極的に図ることで、より多くの技術力の蓄積に繋がっており、マルゼン工業はメーカーとして、よりハイグレードな製品づくりに積極的に取り組んでいます。
高度に自動化された生産ラインは同時に、作り出される製品の精度と品質を高めていますが、マルゼン工業ではお客様に、より安心して厨房機器をお使いいただくための努力を惜しみません。特にガスや電気など、熱エネルギーを使用する機器については、法令に基づく安全基準に沿った製品づくりを行っており、さらに製造工程や出荷前で抜き取り検査を実施するなど、厳密な品質管理体制をとっています。また年2回行われるフォローアップをベースに品質管理体制を常時見直しており、一方、改善提案・TQC活動を通じて問題点や改善案を他部署へフィードバックするなど、工場全体による品質向上に向けた取り組みに力を入れています。
首都圏工場はISO9001認証取得工場です。
首都圏工場では、高度な品質・生産管理体制の維持と、そのさらなる強化に努める証として、品質マネジメントシステムの国際規格「ISO9001」の認証を取得しております。
登録番号
認証登録日 平成13年2月28日
会社概要 | |
商号 | マルゼン工業株式会社 |
本社 | 東京都台東区根岸二丁目19番18号 |
TEL | 03(5603)7111(代) |
設立 | 昭和61年2月 |
資本金 | 6,000万円(資本準備金を含む) |
代表者 | 代表取締役社長 渡辺 恵一 |
業務 | 業務用厨房機器の製造・販売 |
事業所 | 本社、九州工場、東北工場、首都圏工場 |
親会社 | 株式会社マルゼン |
会社の経歴 | |
昭和61年 2月 | 株式会社マルゼン100%出資の製造子会社として、マル厨工業株式会社(現マルゼン工業株式会社)を設立。 |
昭和61年11月 | 福岡県八女郡広川町に九州工場を建設。 |
昭和62年 6月 | 九州工場が本操業を開始。 |
平成11年 3月 | 青森県十和田市に東北工場を建設し、操業を開始。 |
平成13年 2月 | 首都圏工場が品質マネジメントの国際規格「ISO9001」の認証を取得。 |
平成16年 3月 | 効率的な生産体制確立のため、マルゼンの首都圏工場をマル厨工業(現マルゼン工業株式会社)に移管・統合。 |
平成18年 3月 | 代表取締役社長に渡辺恵一が就任。 |
平成19年 5月 | 埼玉県春日部市に新工場を建設し、旧埼玉工場が首都圏工場と名称変更し移転。 |
平成31年 3月 | 商号をマルゼン工業株式会社に変更 |